Chicago Blog

国内唯一の無可動実銃と古式銃の専門店。
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2019.01.31 Thursday

映画「戦争と冒険」視聴!

皆様こんばんは今年も残す所、あと11ヶ月早いですね〜(?)ナベです。

 

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先日、TVで放映してました映画「戦争と冒険」(原題は「ヤング ウィンストン」)を初めて見ました。 以前から若き日のチャーチルを主人公にした映画でボーア戦争に参戦してモーゼルC96を手に大活躍する映画・・・と漠然と永年思っていましたが見てみますと結構、イメージとは異なる映画でございました。

 

題名が戦争と冒険なんだから戦争と冒険がメインなんだろうな〜と思っていましたが、本題は野望を達せず若くして病没したチャーチルのお父さんランドルフ(ロバート・ショウ)と微妙な距離感のお母さんジェニーとの家族の話が主題のように感じました。 また、もし見られる方は当時のイギリスの政治状況国際情勢を頭に入れて置いた方が良さそう(ロイド・ジョージ、チェンバレン、バルフォアなどの政治家が出てきます)。

 

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と家庭内や政治の話のウェイトが大きい感じもいたしますが、学校でお尻を鞭でしばかれる幼少時代から26歳で庶民院議員に当選し始めての議会演説を行った時期を描いていますのでその間、チャーチルが参加した1897年のアフガニスタンのパシュトゥーン人の反乱鎮圧戦、1898年のスーダンにおいてのマフディー軍との戦い、捕虜となるものの脱走して名を上げた1899年の第二次ボーア戦争が映画でも取り上げられています。

 

映画冒頭のパシュトゥーン人との戦いの際にはチャーチルはマルティニ・ヘンリー 小銃を装備したインド兵(シーク教徒兵?)を率いて勇敢に戦います。 が、アフガンでの戦いのいつもの黄金パターン、山岳戦に巻き込まれチャーチルたちは追い返されてしまいます。

 

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インド兵(シーク教徒兵?)が手にしていたマルティニ・ヘンリー小銃はこちら

 

また負傷した英兵を寄って集ってなます切りにする半月刀のインパクトが強すぎて、よく見えなかったのですがチラッとジュゼイル小銃らしき銃も出ていた・・・と思います。

 

トライバル感はんぱないジュゼイル小銃はこちら

 

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映画中盤では仲の悪いキッチナー将軍の指揮下、チャーチルは騎兵部隊に参加してスーダンのマフディー軍と戦い戦います。 イギリス軍VSマフディー軍のオムダーマンの戦い、映画では尺の関係で時間は短かったですが砲撃戦あり騎兵突撃ありでなかなか見ごたえがありました(これだけで面白い映画1本作れるんじゃね?)。

 

映画後半の舞台は南アフリカで今度はボーア人と戦います。 チャーチルは中尉の肩書きを持つ従軍記者としてボーア戦争に参加しますが地の利を生かしモーゼル小銃、野砲、機関銃を駆使するボーア兵に大苦戦、結果捕虜になってしまいます(その後、脱走して有名人になって政界進出)。 ・・・それにしても19世紀末のイギリス全世界で絶え間なく喧嘩してますね〜。

 

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チャーチルが乗った装甲列車(四周を鉄板で囲っているだけの)に同乗している英兵たちが持っていたマガジン リー・エンフィールド MkI* 歩兵銃はこちら

 

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この映画、1972年と古い映画のせいか?監督のせいか?若干散漫な印象(個人の感想です)を受けますが戦闘シーンが凝っていたり、オムダーマンの戦いでは史実通り河川用砲艦が地味に戦いに参加していたり、ボーア戦争に出て来る英軍装甲列車の後尾に英国水兵が操作する艦載砲(臨時に載せられた?)が出てきたりと妙な所を押さえた映画でした。

 

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* シカゴレジメンタルスでは引き続き東京上野本店アルバイト・スタッフを募集中です。 銃やミリタリーに興味のある方、土日勤務可能な方大歓迎です。 詳細につきましては、氏名・年齢・住所・電話番号を明記の上、メールにてお問合せください。

お問合せ先:chicago@regimentals.jp


2019.01.30 Wednesday

珍しいモノ続々UP中です!!

先日ナベさんがブログにしていた青島要塞爆撃命令。 それに出ていて浜 美枝さんがキレイとのことで、そういえば観た事のなかった「007は二度死ぬ」を見てきました。 浜 美枝さんは勿論ですが、60年代の日本の景色がノスタルジックで大変良かったですね……。

どこか途上国として扱われている日本の立ち位置もなんだか新鮮な感じがしました。 こんばんはアルバイトSです。

 

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最近あまりブログを書かないのでアルバイトSもとうとう年貢の納め時か……と思われた方も少しくらいいらっしゃるかも知れません(何のでしょう?) 。が、実際の所は大量に入荷したアクセサリーの商品化でヒーヒー言っております。 そして明日も言っている事でしょう……。

普段目にしない商品が入ってきておりますので、それらについてさらっとご紹介したいと思います。

 

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最近ブログでご紹介する機会の多い野戦電話機ですが、ブログでの紹介品以外にも多数入荷しています。

画像はイギリス軍が第二次世界大戦中に使用した「セットL」の2台セットです。(ややこしいですが要は電話機2台セットです。)

 

HPをご覧になった方はご存知かもしれませんが、こうした野戦電話機の中には現在も動作可能な品がありました。

 

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と言うのも、野戦電話機は種類によっては1.5Vで動作するため、現在の乾電池が使用可能なのです。

その為か電池ボックスが追加されているものがありまして(改造と言うよりは、元からあった端子にワニ口クリップを挟んだ程度です。)実際に通話することが出来ました。

 

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コードが付属していればそれを使えばいいのですが、それが無い場合は手ごろな電源ケーブルの皮膜を剥いてやれば代用できます。

 

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シカゴで動作確認した品は、この様に接続して確認しました。 思ったよりお手軽に通話できるのでビックリです……!

 

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米軍のMRT-1 野戦電話機なども同様の方法で通話できました。 もっと長いケーブルを用意すればリエナクトメントにも使えそうですね! ただし、これらはあくまで現状です。 どれも古いもので、いつ使用できなくなるか分かりませんので、その点ご留意ください。

 

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話は変わって金属探知機です。 初めて見ました金属探知機……。

CEIA社製 小型金属探知機でして、現在の乾電池で可動します。 付属のイヤホンの調子が悪いのか、接続してもイヤホンから音が聞こえないのですが、本体からはピーッという例の音がしてLEDの表示でも反応しているのがわかります。 シカゴの中には金属が沢山あるようで、センサーを宙に浮かせてようやく反応が止みました……

 

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個人的に、今年最も気になるアクセサリーです。(まだ1月ですけどね!)このフォルムだけでワクワクしてきませんか? 二次大戦時に米軍が使用した起爆装置です。 長らくハンドルをポチッと押し込むとばかり思っていましたが、捻るんですね……!

ハンドルを捻ると内部のジェネレーターが発電し、接続したコードを通して電気信号を伝えます。 起爆装置と言うとモノモノしいですが、実際の所は手回し発電機に近いようです。

 

こちらの起爆装置は電気式発破器に当たります。 発破の際に接続して起爆する電気雷管は火薬取締法の規制対象ですが、電気式発破器は規制対象では有りませんので、購入に際して申請等は不要で当然ながら合法品です。 例えば現在の工事用電気式発破器も購入の際にも申請等は不要ですので、ご安心ください。

 

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有名なパープル・ハート勲章も現物を見たのは初めてです。 これを貰うにはお尻を撃たれなければ……。箱の仕様からおそらく80年代の品かと思われます。 とは言え二次大戦で大量のパープルハートが余ったそうですので、勲章自体は古いものかも知れません。

その下にはブロンズスターとシルバースター勲章もいます!

 

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その他米海兵隊の船電話中継機や……

 

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冷戦博物館にありそうな電話機……そしてグレネードだったりパウチだったりマガジンだったり……が大量に来ています……!

 

現在ガンガンHPへのUPを進めておりますので、どうぞご覧ください!また1点ものが殆どですので、気になる品がございましたらお早めにお問い合わせください!!!

 

>>現在のアクセサリーUP状況はこちら

>>英軍 野戦電話機 L 2台セットはこちら

>>米軍 MCT-1 野戦電話機セットはこちら

>>その他電話機はこちら

>>CEIA社製 小型金属探知機はこちら

>>US ブラスティング・マシン 10CAPはこちら

>>米軍 パープル・ハート勲章はこちら

>>米海兵隊 CQC-23496 船内電話中継機はこちら

>>TA-341B/TT 音声端末機はこちら

 

本日のツーポイント情報!!

* 東京店在庫品で、 Gew.3A3 自動小銃 と ポーランド PPS43 短機関銃 の新たな個体をHPとD/P(詳細画像)にアップいたしました。 ぜひHPをご覧ください。 

・  Gew.3A3 自動小銃 (EN組立品) (10万円、税別) こちら

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2019.01.29 Tuesday

本当にカニさんみたい!

みなさんこんばんは〜アルバイト レナートです〜。 寒いしカニ鍋とか食べたい今日この頃、ご紹介するのはこちら!

 

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重くて大きな金属製コンテナですが何が入っているのでしょう...

 

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OPEN!センチュリオン戦車のぺリスコープです!(センチュリオンだけではなく他の戦闘装甲車両とも共用?のようです)

隣に並んだスターリングSMGと比べると大きさが分かるかと思います、在庫品のスターリングはこちら

センチュリオンはWWII時に連合国に大きなショックを与えたドイツ軍のタイガー重戦車に対抗する為に開発されました。 1945年5月のベルギーで実戦デビューを果たし...たかったのですが、輸送中にドイツが降伏したのでそのまま終戦を迎えます。 その後朝鮮戦争で高い射撃能力を遺憾なく発揮しますが、急峻な朝鮮半島の地形とアンダーパワー気味なエンジンに悩まされたとか...。 その後もエンジンや主砲をアップデートしつつ世界各国で使用されました。

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朝鮮半島で作戦行動中のセンチュリオン(左)と暴動鎮圧用にイスラエル軍が魔改造したナグマホン(右)

ナグマホンの砲塔にはハリネズミのように機関銃が装備されているように見えますが、殆どは威圧用のダミー! 実際に装備されているのは2〜4丁のMAG汎用機関銃だけのようです(見た目めっちゃ強そう!)

在庫品のMAGはこちら

 

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ペリスコープに話を戻して、前から見るとこんな感じ。 別名「カニ眼鏡」なんて呼ばれたりしますが、ピッタリなネーミングですね!

対物側のひさしはスプリングのテンションが掛かっており動かすことが可能です。 特に固定する機能は見られないのですが、戦車や装甲車側に固定する器具があるのでしょうかね?

 

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矢印部のツマミをまわすことで接眼レンズの距離を調整することが出来ます。

 

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アイピース部にヒンジが付いていますので、開くことが出来ますが...どういう時に使うんでしょうかね?? 戦車兵だしゴーグル掛けている時とか...かな〜? 矢印部のレバーはピント調整用です。

 

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覗いてみた感じだと倍率は3~4倍ぐらいだと思います、レンズにチリが見られるものの視界自体は比較的クリアかと。

右のレンズにだけ測距用の線がある点も面白いですね! 東側のPSO-1などのスコープに見られる簡易的レンジファインダーは人間の身長を基準にしていますが、戦車用のレンジファインダーって何を基準にしているんでしょうね〜? 「標準的な中戦車の車高」とかなんでしょうか??

今回カニ眼鏡を初めて使ったのでうきうきしちゃいました! カウンターから対物レンズだけを出して売り場を視察するのが結構面白かった...(もちろんお客さんがいない時にやりましたよ笑)

結構珍しい物だと思うので、戦車が好きな方やかくれんぼで有利に戦うアイテムとして(?)もオススメです!

 

センチュリオン ペリスコープはこちら

その他のペリスコープはこちら

 

本日のツーポイント情報!!

* 東京店在庫品で、 無可動実銃コレクション2挺 の新たな個体をHPとD/P(詳細画像)にアップいたしました。 ぜひHPをご覧ください。 

・  モシンナガン M1891/30 歩兵銃 (12万円、税別) こちら

・  Vz.61 スコーピオン 短機関銃 (7万円、税別) こちら

 

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2019.01.28 Monday

大著!平山晋氏著「写真集 日本軍服大図鑑 明治篇」

皆様こんばんはナベです、休み明け出勤しますと下の本が机の上に・・・

 

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朝から視線釘付け・・・これは何ですかな?キヨミズさん?どうやらナベが休みの間に東京店から送られて来た新商品のようです。 ナベ、内容を見てウムムム〜!と唸っておりましたら早速、欧州の社長から「写真集 日本軍服大図鑑 明治篇」でブログを1本!とオーダーが・・・。

 

書籍と共に広告も送られてきましたのでついでにUP、NHKドラマの「坂の上の雲」の軍服監修を務めた方の著書だけあって気合の入り方が半端ない・・・。

 

広告にある戦慄の目次・・・掲載されている種類や数がビッシリと多すぎて見えにくいとは思いますが・・・兎も角、見ごたえが凄まじいです。

 

広告の紹介、掲載数は多いですが圧縮されて見難いなんてことは微塵も無く、大きく見易く上記のように丁寧に分類されています。

 

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・・・既に広告の段階で胸一杯ですが内容を軽〜くご紹介(重く紹介してたら今年一杯、図鑑のブログで終わりそう)。 最初、日清日露辺りが中心かな?と思っていましたら戊辰戦争から充実の内容でビックリ、幕府海軍のフロック服の写真なんて初めて見ました。 というか残っているんだ・・・ドラマとかで函館戦争時に榎本武揚がよく着ている姿を見ますね。

 

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次は幕府精鋭のフランス伝習隊の軍服、伝習隊の軍服の写真なんて初めて(以下略)勝った官軍の軍服なら残っている確率は高そうですが負けた幕軍の軍服って残存数が少ないでしょうね、う〜ん隣にシカゴのシャスポー置きたい・・・。

 

伝習隊の主力小銃、シャスポーMle1866歩兵銃はこちら

 

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明治初期の大礼服もバッチリ網羅、鍋島直彬?アームストロング砲で有名な佐賀の鍋島閑叟の関係者かな?と思って調べたら閑叟さんの甥に当たる人物で肥前鹿島藩主(維新後も要職を歴任)だった人物の大礼服でした。 こんな大物の大礼服が一般の目に触れることはそうそう無さそう・・・苗字が刺繍されてる。

 

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ある意味お目にかかれるハードルが更にUP(というか普通見ることもカナワナイ)皇族の大礼服も掲載、それにしても美しい状態です(図鑑の写真はもっと美しいです・・・版権の関係上、解像度を思いっきり下げています。 お買上頂き是非、鮮明な画像をお楽しみ下さい)。 それにしてもハア〜恐れ多いですね。

 

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高名な軍人の肋骨服もバッチリです。日露戦争奉天会戦の英雄、野津道貫大将の軍服も載っています、完全に博物館クラスですね・・・どうやってコレクションしたんだろう?

 

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有名な皇族華族や軍人の大礼服や軍服だけでなく尉官や下士官兵卒、上のような大変シブ〜い陸軍要塞砲兵の軍服や作業用衣袴まで漏らさず載っています。

 

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衣類もですが軍刀、指揮刀、儀礼刀、階級章、徽章、ペンネント、双眼鏡、雑嚢、水筒(あっガラス製水筒が載ってる!)、記念品etcetcの実に興味深い当時の品々が幅広〜く写真と共に解説されています。

 

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当然、海軍の将官、士官、下士官兵の大礼服、軍服も! 上の写真の軍服の着ていた樺山資紀海軍大将は日清戦争時、後方にいるはずの軍令部長なのに何故か貨客船西京丸に乗って勇躍、黄海海戦に参加し清国軍艦の攻撃を何度も受けたにもかかわらず窮地を脱した強運の持ち主だったそうです。 軍服を見るだけでも運気が上がりそう。

 

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恐れ多いの極地、昭和天皇ご着用の軍服も・・・一体全体、編者の平山さんどうやって収集したんだろう?シカゴ社長曰く編者の平山晋さんと社長は四半世紀来のお知り合いとか・・・。

 

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B5判P664の大型の書籍で価格も¥28,000(税別)と高価と思われますが大変クリアーな写真は全てカラー、皇族から兵卒までと守備範囲は大変広い極めて資料性の高い一冊です。ご興味のある方は是非!(ナベも欲しい〜)

「このような本は平山さんしか書く事が出来ないので今後これ以上の書籍は出ない!資料的価値を考えると¥28,000(税別)の価格を遥かに凌ぐ!」とシカゴ社長も太鼓判です。

 

東京大阪両店に手にとってご確認頂けるようにサンプル用とラップに包んだ販売用(高価な品ですので)を取り揃えてお待ちしております。 ご興味のある方は是非お越し下さい。

 

今回のブログだけでは素晴らしさを数%も伝え切れない〜平山晋氏著「写真集 日本軍服大図鑑 明治篇」はこちら

 

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MP40 I 短機関銃(28万円、税別)はこちら

 

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2019.01.27 Sunday

懐かしい感じの野戦電話

応答せよ、こちらはボルシチ系 アルバイトレナート! 

今回はなぜか懐かしさを感じてしまう、チェコスロバキア軍 TP-25 野戦電話セットをご紹介だっ!

 

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如何にもチェコっぽさを感じるベークライト製ケースと金具塗装ですね〜。 本品はお得な2台セットとなっています!

TP-25はWW2ドイツ軍のFF33やFF43をベースに開発された野戦電話で、1950〜60年代にかけて使われたようです。 詳しいことは分かりませんが、ロシアから通信機器が供与される(若しくはロシア規格の物を開発する)までの間に使われたんじゃないかな〜と予想...。

 

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ケース上面にはチェコ語でフォネッティック・コードが書かれています。 人名がたくさん載っていますが、イヴァンやジョセフ(ヨシフ)と見るとドキッとしますね...(粛清の香り?)

 

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2つ穴の金属カバーを回転させると呼び出しハンドル取り付け用の穴が出現します。 そこにハンドルを差し、時計周りに回せば固定、外す時は反対側に回すだけの簡単設計!

 

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付属のコードは交換機接続用なので約70cmほど(端子部分除く)、ちょっと短めです。

ちょうど撮影中に通りかかった常連様から「昔の黒電話のコードはみんなこんなだったよ」とお聞きしましたが、幼少期に一度しか見たことがなくうろ覚えです...でもおばあちゃん家のコタツのコードはこんな感じだったなぁ〜。 糸?を編みこんだタイプの皮膜ってなんかいいもんです!

 

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受話器置きにネジ留めされた蓋を外すと、電池を入れることが出来ます! オリジナル品は1.5Vの専用箱型電池を使用するようですが、こちらは単一電池が使えるように変更されているようです。 これは...もしかして!?

 

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そうなんです! 電池を入れて2台を接続すれば相互通話が楽しめちゃいます! (コード接続は1本で良いのですが、折角セットになっていますから2本繋げちゃいました!)

アルバイトS先輩と通話テスト!(コードが短いのですぐ隣のS先輩に電話するシュールな状況)

ハンドルを回すと、もう一方の電話機から「ジリリ〜ン♪」と着信音が聞こえました! 

音声は若干こもった感じのに聞こえましたが、如何にも軍用な野戦電話ですからそっちの方が雰囲気ありますね!  

 

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なんとな〜く売り場にあった「チェコ+ベークライトな物」でまとめてみました。 何気に年代合ってそう!?

Vz.24はこちら

対戦車地雷 ケースはこちら

ベークライトというとMP40系のイメージもありますが、個人的には旧ソ連圏が武器から生活用品にまで使っていたのでそのイメージが強いです。

というわけで現状通話可能、雰囲気抜群のベークライトな野戦電話はいかがでしょうか!? オーバー!

 

TP-25 野戦電話機セットはこちら

 

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