ミリタリー的なお洒落便利さ。
どーも、ケンです。
今回はこれです。
如何にもアメリカ軍な造りの革ポーチ。
POUCH TYPE CS-34 SIGNAL CORP. U.S.ARMYとある。
ポーチの特徴は2つの亀の甲ホック。
こんな感じに
2段開きです。
この収納方法は新鮮!
つまりこれが入っています。
これ、アメリカ陸軍の信号隊のツールセットとポーチです。
SIGNAL CORP. U.S.ARMY (アメリカ陸軍信号隊) ・・・あるいは聞きなれないかも知れませんが、かなり由緒正しい部隊であったりします。
近代、現代戦において通信の重要性は言うまでもありませんから、それは重要な部隊です。
と思ったら・・・起源は1860年代前後より・・・リンカーン大統領やナバホ遠征の話まででてきます。
存外に古い。
で・・・最初はこれ…
手旗でした。
最初は手旗だったのです。
この手旗の模様がエンブレムにもなっているわけです。
なお、程なく電信も導入されます。
さて今回のツールはそんな通信隊御用達のもの。
第二次世界大戦のものです。
実際、写真にかなり出てきて、普通の通信兵にも支給されていたのでしょう。
右腰につけられている(1911のホルスターの横とかね)のを見かけます。
あ、トンプソン M1A1だ。
30口径を撃つ気満々のこの人とかも。
内容はカラミス型マルチツールナイフ。
カラミスの刻印は無いけど恐らくカラミス製ではないかな?と思っていたら、海外のコレクターも同じようなこと言っていたり…。
このマルチツール、実は食事用としての側面が強くて、缶切りや
栓抜きがこの手のツールとしては使いやすい。
さらにナイフはスプーン代わりに使えるようにやさしい形状になっているという(スプーン代わりに使ってケガしたら自己責任)。
意外にこのループも何かを結んで良し、引っ掛けるに良しというなかなか考えられたもの。
ペンチは一部に刃こぼれもありますがなかなかの状態の良さ。
「L-13-A」はDimalloy製のスタンプ。Dimalloyは現在はすでに買収後、他ブランドに吸収されてしまったかと。
2019/3/5追記
欠けの件についてコメントを頂きました。
改めて見たところ、刃先上部のは配線の被膜剥き、下部にやや欠けが見られるようです。
わかりやすく撮影画像も追加しました。
なかなか写り難かったので…あ、逆に逆光の方がわかりやすいと気づいて…
上2つは被膜剥き、下部はやや欠けでした。
2019/3/5追記-END
ハンドル部はシンプル。現在の市販品のような樹脂グリップはついていない無骨なものです。
ペンチとナイフがあると便利というのはレザーマンツールが証明していますから、この組み合わせは納得。今ならレザーマンやガーバーを持てば良いのでしょうが…この収納方法が個人的には気に入りました。なんだかお洒落便利的な。
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